タラちゃん、いいねぇ〜

bonhomie2009-11-30

タランティーノの最新作・イングロリアスバスターズを見てきました。
ちょっと苦手とするジャンル・戦争映画でしたが、相変わらずのタラちゃん節が炸裂!で楽しく見ることができました。

とにかく喋ってばかりの出演者。
独特のカメラワーク。
突然入る、空想カットシーン・・・など、あれこれ。
なんかパルプフィクションを初めて見たときみたいにワクワク楽しくて、またもう一回見たくなりました。
キューブリックの作品とかもそうだけど、タランティーノの映画って誰かといろんなシーンについて語り合うのが楽しかったりするんですよねぇ〜。

さてこのハナシ、第二次世界大戦中のナチス軍を中心とした内容で、ドイツ人・フランス人・イギリス人・アメリカ人・・・4つの国の人達が出てくるのですが、それぞれの国の言葉で話すんです。
ハリウッドの時代映画って、「なんでフランス人が英語喋ってるの??」って矛盾があるのがほとんどだけど、そういう細かいところにこだわるのもさすがタラちゃんですわ〜。
出演者はヨーロッパの方が多いんですが、多国語をうまく使い分けてて、皆さん芸達者!!
芸達者に囲まれ、英語しか喋らないアメリカ人役のブラッドピットが印象薄くて・・・なんだかかわいそうになっちゃいました。

あと、サムライミの「スペル」も見てきました。
久々のサムライミのどストレートなキモコワなホラー映画でした、ゾゾ〜ッ!!
スパイダーマンの縛りから離れて、サムライミも楽しんで撮ってたんじゃないかなぁ?
おばぁちゃんが逆恨みでとんでもない呪いをかけて、主人公の女がとにかく怖い思いをするのですが、凄かったなぁ。
お年寄りは大事にしたほうがいいですね。
タイトルロゴの「DRAG TO ME HELL」(原題)が昔のホラー映画みたいでカッコよかったのに、なんで邦題は「スペル」にしちゃったんだろう?
題名だけが、残念〜。

この二つの映画は、いまのところ今年の1位2位かなぁ??
あ、というか、今年ももうすぐ終わりますね。
来年のボノミー、取り掛からなきゃ☆